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マイケル・ジャクソン 「THIS IS IT」をみる [映画・音楽]

今年の夏、ロンドンのO2アリーナで開催されるはずだった彼のコンサート”THIS IS IT”。
二週間の限定で全世界同時公開、世界の皆で、このとき同時にマイケルをみているという感動
が沸いてくる。2009年の4月から6月までのリハーサル風景が淡々と映しだされていく。
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仕事に真剣に取り組む姿、すごいハードワーカーで、人々に伝えたいメッセージを、まさに
命をけずってつくり上げているということが伝わってくる。スタッフの皆から愛され、魅了され
彼もみんなを愛し、歌もダンスも一番うまい。こんな天才が逝ってしまうなんて・・・・・
彼が世界中のみんなに伝えたかったメッセージがこのコンサートにいっぱい詰まっている。
この映画をみて、彼が歌うことで、何を伝えたかったのかがとてもよくわかった。
でも、こんなにエネルギッシュなリハーサルができたひとがなぜ2日後に逝ってしまたの?
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ココ・シャネルの映画 [映画・音楽]

最近ココ・シャネルの映画を2本観た。
フランス北部ノルマンディー地方・ドーヴィルの街でブティクが話題になり、
その時代の女性達の見た目を変えただけでなく、その中味まで変え、
社会全体までも大きく変えたひと、ココ・シャネル。
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今までのファッションでは用いられなかった黒を、そして白も、最も究極の色とし、
デザインはシンプルで実用的なものに。シンプルにすることで、女性の個性を
際立たせることが可能になり、また、必要にもなる。
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ショートカット・ヘア、タバコ、イミテーションの宝石の価値をファッションに
取り入れたり、できる女性・自立した女性のスタイルをつくった。
女性の社会進出を進めることによって、世界を変えた人。映画としては、そうした
偉業を成し遂げたシャネルが、どういう愛を生きたかが、作品のテーマとなっている。
2010年正月には音楽家ストラヴィンスキーとの愛の物語が上演される、楽しみ!!!
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ココ・シャネルの映画が、なぜ、たてつづけに上演されるのかと思ったら、パリにお店を
開いて100年目であること。
女性達にとって、生きるスタイルの変わらぬ憧れであるということなのでしょうね。

映画「HACHI 約束の犬」 [映画・音楽]

渋谷駅に今は銅像になって、ご主人を待ちつづけている「ハチ公」。街行くひとに愛され、
ハチ公はそこにたたずむ人たちを優しく見守りすわっている。その、銅像になった
ハチ公のエピソードをリチャード・ギア主演で描かれた、アメリカ版「HACHI」の物語である。
愛するご主人さまにボール拾いの芸をしこまれても、そしらぬ態度で、わが道を行く強い意志。
大好きだったのは、HACHIみずからの行動で(止められても塀の下に穴を掘り土の中から
外に出てまでも)ご主人を駅まで送り、夕方には帰ってくる列車を駅前でじっと待ち
その帰り道で主人との楽しい時間を過ごすことだった。そんなある日、ご主人のパーカーが
勤めていた大学の講義中にたおれ、帰らぬ人になってしまう。
今日もHACHIは駅前の花壇のうえでパーカーの帰りを待っている、hachiの背中に
雨が降り、雪が降り、太陽の光りがさんさんと降る日が何日も何年もつづく・・・・・
10年もパーカーを待ちつづけたHACHIのからだの毛並みもくすみ駅をみつめる瞳も
うつろで重たげに・・・・・そしてHACHIもついにパーカーに会える天国へ・・・・・・・

愛するものを信じる純粋さ・・大好きなことが実現されるその時を信じ、待つことが楽しい・・・
そんなすばらしい時間を10年間も過ごすことができたHACHIはしあわせだったかもと・・・・・
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ピアノ誕生300年によせてのコンサート [映画・音楽]

今夜はピアノの歴史をたずねる音楽会が開かれた。企画をなさったのは日本を代表する
男性ピアニストであり教授でいらしゃる神野明先生ですが、少し前から体調をくずされ入退院を
くりかえされるなか、この日のために全力でご準備されているとお聞きしていましたが、
体調がすぐれず出演なさることがかなわなくなってしまいとても残念なことでした。
一日も早いご回復をお祈りしています。どうぞ、おだいじになさってくださいませ。

ピアノ誕生300年記念コンサートでは、まずピアノができるまでの歴史のお話から始まった。
ピアノの元祖は「クラウ”ィコード」名称はラテン語のclavis(鍵)とchorda[弦)に由来するそうです。
再現された楽器があり音をだして聞かせてくれた、幅1m,奥行き25cm,高さ70cm
音量はとても小さい、タンジェントと呼ばれる鉄のつめで弦をしたから打つことで音をだす。
今回、演奏され聞けるのは大変貴重なこと。この楽器のためにエマニエル・バッハは多く作曲した。
モーツアルトやスカルラッティーは好んで演奏したそうだ。今日はバッハの「フランス組曲」の
一節を聞く、とても優雅で典雅な雰囲気の音でした。イギリスでは「ハプシコード」という。
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次は、「チェンバロ」に・・・・ピアノフォルテやクラウ”ィコードが弦を打って音を出すのに対して
チェンバロは弦をはじいて音を出す。鍵盤が2段あり上が1本の弦で小さい音、下が2本の弦で
大きい音が出る。ピアノの発展と普及で急激に忘れ去られたそうだが、19世紀末から復興の
試みが始まりまたひろく愛好されるようになったそうです。ベートウベンはチェンバロには興味を
しめさず、ピアノだけを弾いたそうだ。
チェンバロの演奏は「D,スカルラッティ/ソナタより」優雅で華やかな宮廷のサロンに
迷い込んだような気分でした・・・・
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そして現代のピアノが・・・・88鍵のピアノは1709年にイタリアのフィレンツェで造られたが、
最初はその名を「ピアノフォルテ・クラウ”ィ・チェンバロ」とよんでいた。
演奏曲は現代グランドピアノによるJ.A.バッハ/平均律クラビーア曲集
これは「ピアノの旧約聖書といわれているそうです。
本当はここまでの解説と演奏を神野先生がなさるはずでしたが、残念です・・・

第2部はメンデルスゾーン生誕200年記念コンサートになり
池田直樹さん・(バス・バリトン)のハイネの詩の歌3曲につづき
ピアノ・渚智佳  ヴァイオリン・西田史郎  チェロ・羽川真介さんによる
メンデルスゾーンの曲数々、最後にピアノ三重奏曲第1番 二短調 op49を
第4楽章までたっぷりと聞かせていただきました。

ピアノの歴史もその実際の音を聞かせていただき、詳しい解説でよく理解できたました。
ラストアンコールはメンデルスゾーンの「デュエット」ピアノ曲をバイオリン[女性」とチェロ[男性」
の雰囲気にアレンジ、楽しい音楽会でした・・・・・・・・。

東京jazz2009・no2 [映画・音楽]

6日・13時・開演した。マッコイ・タイナー・トリオでスタート、品格を感じるトリオのパワー全開の演奏、
熱きソロの応酬、額から汗が飛び散る顔がステージの両サイドに設けられた大型スクリーンに映し出される。
スゴイ!!マッコイ・タイナーが70歳とはまったく思えないパワーだ、演奏が終わり舞台を去るときの3人の足が重たそうに感じた、このステージを見る観客のためにすべてのエネルギーを燃やしつくしたかのように・・・・
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次は、ボーカルのチャイナ・モーゼス、フランス語であいさつ、おしゃべりは英語で、ダイナミックでチャーミング。
敬愛するダイナ・ワシントンへの想いを1曲歌い終わるごとに語る、私にとっては初めて聞く彼女の声である。
圧倒的な歌唱力に感激!(ディーディー・ブリッジウオーターの愛娘で母の才能を受け継いだとの記事を読む)
バックバンドのメンバーもソロを披露してくれたが、若いエネルギーに満ち素晴らしい・・・・・
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次はお待ちかねのMJQの演奏
アカデミーやジュリヤード出身の名だたるメンバー、すごさは語りつくせない体で聞くのみ・・・・
日本語の上手なリーダーのデビット・マシューズが自分のことを「僕はマーちゃんです」といって笑わせていた。
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東京ジャズ2009 [映画・音楽]

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4日から3日間、東京ジャズ2009が有楽町の国際フォーラムで開催される。この3日はフォーラムの中庭テラスやホールでJazzの響きと熱気がただようことでしょう。初日、野外ステージの設営準備をみているとこれからの
3日間の興奮の一端が感じられる。最終日のマッコ・イタイナートリオ・圧倒的な歌唱力のチャイナ・モーゼス・
今年で25周年を迎えたMJQ・そして、「日本のJazz」原信夫とシャープス&フラッツの豪華なメンバーを期待と
興奮で迎えよう・・・・・とっても楽しみにしている。


 

アマルフィー女神の報酬 [映画・音楽]

オール・イタリアで撮影された、サスペンスタッチの日本映画、テレビでイタリアでの
撮影風景などが紹介されていたので是非にも観てみたくなり映画館へでかける。
サラ・ブライトマンの"タイム.トゥ.セイ.グッバイ"の歌が、サスペンスを含みながら
美しいイタリアの景色と共に流れゆき、クライマックスでは高らかに歌い上げる。
さすが世界遺産が世界一多いイタリア、イタリア好きにはたまらない映像。
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タイトルになっているアマルフィーはまだ訪れたことがない・・・・
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弟の小唄の会に招待されて [映画・音楽]

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先日、小唄の発表会を観賞する。
場所は日本橋・三越劇場、豪華な大理石やステンドグラスで設えられ、
石膏彫刻で縁取られた「額縁」の美しい舞台、荘厳な雰囲気をかもしだしている。
調べてみると、1927年芸術文化向上のためにつくられ世界でも初めての、
デパートの中にある劇場だそうだ。しばし外の喧騒から遮断され、
三味の響きと粋な小唄の節で、静かで美しい和の世界を満喫できた午後でした。
(ご馳走になったふかひれの姿煮も美味しく、おなかも満足)
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レイ・ウォン二胡コンサート [映画・音楽]

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レイ・ウォン、二胡・サロンコンサート、
中国の民族楽器、二胡を伝統の枠にこだわらず、新しい感覚と豊かな感性で、聴く人を
その表現力で、中に引き込み酔わせ、そして癒される。
インターミッションの時間でサービスされたホテル西洋銀座のお食事も優しく美味。
これぞ、癒しの一日でした・・・・
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